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JavaScriptで何ができるのか

動きをつける
JavaScriptを使えば、動きのあるデザインを作ることができます。カーソルを動かした際や、キーボードで入力した際の挙動を実装できるようになります。アニメーションをWebサイト上で実装することも可能なので、デザイン性が求められるWebサービスの開発にはJavaScriptが必須といえます。
非同期通信
JavaScriptは非同期通信を行うことも可能です。非同期通信を実行することでデータを送る側は好きなタイミングで送れるようになります。受け取る側はわざわざ待つ必要がなく、自分の好きなタイミングでデータの処理が可能になります。電話のように特定のタイミングでしかデータを送受信することができない同期通信とは異なる通信方法です。
業務効率化ツールの開発
業務効率化ツールの開発ができるのも、JavaScriptの特徴の1つです。Googleの開発したGoogle Apps Scriptを利用することで、スプレッドシートの効率化や自動化が可能になります。このGoogle Apps ScriptはJavaScriptをベースに開発されています。
グラフの実装
グラフの実装にもJavaScriptが用いられます。Chart.jsというライブラリを利用することによって、Webサイト上にグラフを実装することが可能になります。Chart.jsが実装できるグラフは様々で、棒グラフ、円グラフ、レーダーチャート、散布図など、あらゆる種類に対応しています。
入力フォームの制御
Webサイト上に入力フォームを実装する際もJavaScriptが用いられます。入力フォーム自体はJavaScriptがなくても実装できます。しかし、入力値の検証やエラーメッセージの表示、送信の制御などにはJavaScriptが必要です。実質、Webサイト上にお問い合わせフォームなどを実装する際には必須といえます。
ポップアップウインドウの実装
Webブラウザを使用したページの閲覧時、ページの移動やリンクをクリックした際に別途出現する別ウインドウをポップアップウインドウといいます。このポップアップウインドウは、JavaScriptで実装することができます。
サーバーサイド開発
サーバーサイド開発ができる点も、JavaScriptの特徴の1つです。サーバーサイド開発を行う際はNode.jsを使用します。JavaScriptをサーバーサイドで実行することで、高性能かつ効率的なアプリやサーバーの構築が可能になります。
アプリ開発
クロスプラットフォームを採用しているReact Nativeを使うことで、アプリ開発ができるようになります。iOS、Androidの両方のプラットフォームに対応したアプリ開発が可能です。
まとめ
以上が、JavaScriptでできることです。この他にも、Webサイト上での計算を実装することができるなど、汎用性は非常に高いです。あらゆる分野で用いられているプログラミング言語なので、習得することができればエンジニアとしての自身の価値が高まります。
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JavaScriptで何ができるのか
JavaScriptができることは多岐に渡ります。Webサービスやアプリの開発だけでなく、サーバーサイド開発も可能です。その他にも、ポップアップウインドウの実装や業務効率化ツールの開発などにも用いられます。
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勉強方法を紹介
JavaScriptの勉強方法はいくつかあります。書籍や学習アプリ、学習サイト、スクールなどを活用して勉強を進めましょう。それぞれ特徴が異なるので、上手く組み合わせながら勉強することが大切です。
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JavaScriptのメリットはたくさんある
JavaScriptは文法がシンプルで教材も豊富なので、習得しやすい点がメリットです。また、幅広い仕事に活用できるので、JavaScriptのスキルがあれば仕事に困ることはありません。今後も需要は高まり続けるでしょう。