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将来性は?

将来性は?

プログラミング言語としての将来性

JavaScriptの将来性を語る際のポイントとしてまず挙げられるのが、独自性の高さです。他に同じ機能を持つプログラミング言語は存在せず、唯一無二といえます。フロントエンドとバックエンドのどちらにも対応しており、現行のWebサービスやアプリの多くはJavaScriptを使って開発されています。フレームワークも豊富で、今後も市場におけるJavaScriptの需要が落ちることはないでしょう。
また、JavaScriptはすでに多くの既存サービスに組み込まれているため、リニューアルの際にも活用することができます。他言語と組み合わせてあらゆる機能を実装できるため、多くの現場で用いられています。豊富な開発実績に基づいたノウハウも蓄積されており、今後も幅広い案件に対応できるプログラミング言語であることから、将来性は高いといえるでしょう。
一方で、ネガティブな意見があることも確かです。JavaScriptはWebブラウザ上で動作するプログラミング言語なので、使用するブラウザやバージョンによって挙動が異なります。そのため、ブラウザごとにテストを実施しなければなりません。これが、工数の増加につながります。また、JavaScriptはアップデートの頻度が多く、その度にテストや仕様変更が求められることになります。プログラムを実行する際にエラーを検知しないケースもあるので、デバッグの頻度が多い点もデメリットといえます。さらに、プログラムの実行時に解析や解釈、変換が必要になるので、他言語よりも処理速度は遅くなる傾向にあります。そのため、JavaScriptを扱うエンジニアにはエラーに対応するスキルが必要です。

エンジニアとしての将来性

では、JavaScriptを扱うエンジニアの将来性はどうでしょうか。汎用性が高いJavaScriptは、将来的な発展が見込めます。しかし、エンジニアとして活躍するためにはJavaScript以外のスキルも必要になるでしょう。確かに、JavaScriptは需要が高く今後もその流れは続くと予想されます。しかし、プログラミング言語やそれに関する技術は日々進化しており、確実にその予想が当たるとはいえません。もし、JavaScriptの需要が落ちてしまった場合、JavaScriptのみに特化したエンジニアは仕事がなくなってしまいます。そのため、JavaScriptだけでなく、あらゆる分野や業種に求められるスキルを身につけておくことが自身のエンジニアとしての価値を高め、将来性の担保につながります。JavaScriptのスキルを身につけて実績を残しながら、他言語の知識やスキルを高めて、あらゆる場面に対応できるエンジニアになりましょう。

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