JavaScriptを使えるエンジニアになって活躍する!

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いくつかの課題も抱えている

いくつかの課題も抱えている

アップデートが多い

JavaScriptは汎用性が高くエンジニアには習得必須のプログラミング言語ですが、いくつかの課題も抱えています。その1つとして挙げられるのが、アップデートの頻度が多い点です。アップデートは不具合の修正や新しい機能の実装のために行われるので、頻繁にブラッシュアップされているという意味ではメリットといえます。しかし、頻繁に仕様が変わるのは直接扱うエンジニアにとっては負担になります。新しい機能が実装されると、すでに開発済のプログラムに再テストを行ったり、仕様を変更したりする機会も多くなります。その結果、工数が増えて他の案件に影響が及ぶ可能性もあります。

共有しづらい

JavaScriptは比較的自由に記述できるプログラミング言語です。そのため、同じ内容のコードでもエンジニアによって書き方が異なります。学習レベルによってもソースコードが異なるので、共有しづらい部分があります。開発者以外が読んだ際に、理解できないケースもあるでしょう。ミスが起こらないようにチーム内で書き方を統一するなどの対策が必要になります。

エラーを検知しにくい

エラーを検知する能力が低い点もJavaScriptの課題として挙げられます。JavaScriptで開発する際は、リリース前テストに時間がかかります。他言語と比べてデバッグにかかる作業量が多く、経験豊富なエンジニアでも見逃す可能性があります。標準化されている部分は多いですが、環境によっては正常に動作しないこともあるでしょう。そのため、JavaScriptで開発したアプリのデバッグを実施する際は、他のブラウザでも同様の動作になるかを確認する必要があります。

全体的な工数が多くなる

JavaScriptの特徴は、プログラミングした内容がWebブラウザ上で動作する点です。そのため、使用するブラウザの種類やバージョンによって挙動が異なります。ブラウザの種類だけでなく、JavaScriptのバージョンによって動作が異なるケースもあるでしょう。そのため、プログラミングの際はブラウザの種類とJavaScriptのバージョンを念頭に置いて作業を進めなければなりません。その上で、正常に動作するかどうかを検証します。開発やデバッグの際に他言語よりも工数が必要になる点は、JavaScriptの課題の1つです。

まとめ

以上が、JavaScriptが抱えている課題です。あらゆる開発現場で用いられており、将来性の高いプログラミング言語ではありますが、考慮しなければならない点もあります。課題を把握した上でプロジェクトを進めることで、リスクはある程度回避できます。メリットだけでなく、ネガティブな要素にも目を向けながらJavaScriptのスキルを身につけましょう。

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